「んー後でやる」
そういっては全てを後回しにして彼との恋愛に没頭していた私。
彼と付き合い始めて日が浅かったのもあるでしょうが
私は何よりも「彼優先」にしたかったんです。
「後でやれば問題ない」
と思っていた私の部屋は汚くなっていく一方で
「今度ね」
という言葉で友達の誘いを断り続けた結果、
友達からの誘いは極端に減っていきました。
それでも構わないと思っていた私。
「彼がいればそれで良かった」んです。
そんなある日のこと。
私が仕事から帰ると家の電気がついている。
え?
恐る恐るドアをあけると母親の姿がありました。
1人暮らしをするに際して、私は「合鍵を親に渡す事」を
条件として出されていました。
「何考えてるの?」
綺麗好きの母はかなり怒り心頭でした。
「話がしたいから、とりあえず夕飯食べなさい」
母が作ってきてくれた夕飯を食べ終え、私は下を向いて
母の言葉を待ちました。
「彼氏ができて幸せなのはいいけど、何なのこれは?」
「恋愛ボケするなら、家はもう引き払って実家にもどりなさい」
「基本的な生活が出来てから恋愛しなさいよ」
・・・母の言うとおりで、私何も言えません。
「ごめんなさい」
そういうしかありませんでした。
恋愛以外の全てを後回しにした結果は、良いものは何一つ生み出してはいませんでした。
人妻